※残念ながら閉業されたそうです。※
NHKの「世界入りにくい居酒屋」という番組で紹介されていたお店です。
http://www.nhk.or.jp/nikui/37_macau/index.html
番組に出てきた「モロコシ揚げ」がとってもおいしそうで、ずーっと行きたいと思っていて、やっと実現いたしました。
店構えはいかにもマカオの大衆食堂という感じですが、ポルトガルワインが置いてあったり、日本語の説明がちょっとあったり(NHKのホームページから拝借されたようです)、ドローカルな食堂に比べるとアウェイ感をまったく感じさせません(店員さんが怖くない。優しい♪)。
さて、早速ポルトガルのグリーンワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」を注文。
店員さんがコップを指差して何か言っていたので、「これに自分で注いでのんでね。」とでも言っているのかと思いお通しのピーナツつまみに普通のコップで飲んでいたら、なんと!ワイングラスを持ってきてくれました。「ワイングラス持ってくるから、待っててね。」と言っていたんですね。
待たずに飲んでしまってすみません…。
熱湯ですすいだままの状態(水滴だらけ)で提供されましたが、ある意味衛生的と言えます。
「椒鹽九肚鱼」
白身魚のフライです。外はカリッ・中はフワッ。塩・胡椒・ガーリックの味付けでビールとの相性は抜群。
メニューに書いてあるとついつい頼んでしまう定番の一品。
「あさりのガーリック蒸し・はるさめ添え」
すみません。壁に貼ってある写真を指差しで頼んだので中国語名が何なのかわかりません。
あさりの酒蒸しのような感じです。ヴィーニョ・ヴェルデにも良く合うお味。
下には貝のお出汁を吸った春雨があり、ヘルシー!
上にはたっぷりのニンニクと、いろどりの青ネギ&パクチー。
※パクチーが苦手な方は「走香菜」と紙に書いて見せればパクチーを抜いてくれるはずです。
「椒鹽粟米」
これがモロコシ揚げです。
トウモロコシの甘さと香ばしさと塩コショウガーリックの味付けが見事にマッチして、美味い!個人的には頼んだ中でイチオシ!
今回は頼めませんでしたが、他にも「椒鹽鶏軟骨」や「椒鹽魷魚髭(イカゲソ)」などお酒のあてによさそうなメニューがずらり。
冬場はお鍋なんかもいいですね。
お料理は美味しい&マカオの大衆食堂なのに店員さんのサービスが素晴らしいです。
食事の途中、皿の上のアサリの殻とモロコシの芯を2回も捨てに来てくれました。
(高級レストランのように皿ごと新しいものと交換、というのはさすがにありませんが、皿の上の殻をポイポイと捨ててくれます。)
メニューは日本語のものもあるようです。
きっとNHKの取材が来てから日本人観光客のために作ったんでしょうね。
色々とお店の方の気遣いを感じられるお店でした。
女性だけでも安心して入れると思います。
※路地裏でちょっと暗い道なので、あまり夜遅くには行かない方がいいかと思います。
NHKのホームページに載っている行き方は複雑なので、福隆新街を通って行くのがおすすめです(夜の福隆新街の雰囲気もこれまた素敵。)。セナド広場やソフィテルホテルからも徒歩ですぐの便利な立地!
是非ポルトガルワインと一緒に美味しいローカルフードを味わってください。
住所:新馬路道德巷24號興業大廈地舖
営業時間:18:00pm – 04:00am