マカオっ子なら誰もが知っていて、ガイドブックなどでもよく紹介されている老舗茶餐廰「南屏雅叙」ですが、実は行くのは今回が初めて。。
名物の沙翁(サーヨン)も、ただの揚げパンだろ、という感じであまり注目していませんでした。
朝の8:00頃お店に到着。1階はもう満席だったので、2階に上がって最後の1席にどうにか落ち着き一安心。
壁際にパンと、沙翁(サーヨン)が積まれていて常連客が次々とそこから勝手に持っていくのですが、果たしてその行為は一見さんにも許されているのか、はたまた常連客だけの特権なのか判断がつかず、下手して怒られたらいやだなと忙しくはたらいている店員さんが落ち着くのを待つことに。
しばらくして店員さんが注文を聞きに来てくれたので、私は沙翁と鴛鴦(コーヒーとミルクティを混ぜた禁断の飲み物)を頼み、子供らは香腸包(ソーセージパン)と凍檸茶(アイスレモンティ)を注文。香腸包の発音が悪くてなかなか通じなくて困っていたら、となりのテーブルのおじさまが「香腸包だよっ!」と通訳してくださいました。
一見ぶっきらぼうな下町のおっちゃんといった感じでしたが、さりげないやさしさ。
マカオは親切な人が多くて大好きです。
沙翁は、想像していたのよりもずっと軽く中はしっとり美味しい♪名物というだけありました。ただの揚げパンではない!
もっと早く食べていればよかった。
お会計は、店員さんが合計額を書いた紙を渡してくれるので、それをカウンターに出せばOKです。
朝食や、観光途中のおやつに「南屏雅叙」、おすすめです。